健康情報

膵臓(すいぞう)がんを早期発見するために

 膵臓がんは、早期発見が難しく、治療法が進歩してきた現在でも、最も命を救うことが難しいがんの一つです。ただ、がんの大きさが1センチ以下の小さいサイズで発見された場合は、かなりの患者さんの命を救うことができます。膵臓がんを発見する検査法には、腹部超音波検査、コンピューター断層撮影(CT)、磁気共鳴画像装置(MRI)、陽電子放射断層撮影装置(PET-CT)などがあります。がんが小さい場合、がんそのものは見えにくいのですが、膵管(膵臓の中を走る管)の拡張や、膵のう胞(袋)で発見されることも多いです。この膵管の拡張や、膵のう胞の発見はMRIでの検査が得意としています。膵臓がんの主な危険因子には喫煙、加齢、膵臓がんの家族歴、糖尿病、肥満、慢性すい炎などがあります。いくつかの危険因子をお持ちの方は、かかりつけ医に相談し、検査を受けられることをお勧めします。

(広島県医師会・國田 哲子) 2016年09月17日(土)


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