健康情報

大人の長く続くせき

 せきは、持続期間3週間未満を急性、8週間以上を慢性と呼びます。急性の多くは感冒などの気道感染症ですが、長く続く慢性のせきの原因としては、せきぜんそく、気管支ぜんそく、アトピーせきのようなアレルギーの病気、鼻水や鼻づまりの鼻の病気、肺がんや慢性閉塞(へいそく)性呼吸器疾患などの肺の病気、さらには逆流性食道炎、せきを起こしやすい薬剤や喫煙などが疑われます。慢性で最も多いせきぜんそくは、夜間から早朝にせきが悪化し、ひどい場合には眠れないほどの頑固なせきが続き、呼吸が苦しくなることがあります。季節により、せきが続いたり、花粉症などのアレルギーの病気を合併したりすることもあります。長く続くせきの原因は結核を含めて多彩ですので、かかりつけ医に相談してください。

(広島県医師会・桑原 正雄) 2016年08月06日(土)


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