健康情報

明るく生きよう

 心の持ちようによって生ずるホルモンが若返りによいと話題になっています。どんなに嫌なことがあっても事態を肯定的にとらえると、脳内に鎮痛作用と多幸感をもたらすエンドルフィンというホルモンが分泌されます。これは脳内モルヒネとも呼ばれ、人の気分を良くさせるだけでなく、老化を防ぎ、自然治癒力を高める作用があります。一方、怒る、憎むといった不愉快な気分でいると、体によくないノルアドレナリンという物質が分泌されます。いつも怒ったり、強いストレスを感じたりしていると、この物資のせいで病気になり、老化が進んで早死ににつながります。このノルアドレナリンですが、いやな状態をじっと耐え、ある段階を過ぎると、今度はエンドルフィンが出てきます。心構えひとつで、どんなことも、良くも悪くもなるということが医学的に証明されたのです。生きていれば、苦は次々に生じますが、早く忘れてすべてに感謝し、強く正しくおおらかに生きましょう。そうすることで、いくらでも人生を有意義に、充実感あるものに変えることができるのです。

(広島県医師会・竹中 美恵子) 2016年03月26日(土)


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