健康情報

医療が変わる

 日本では、80歳以上の人口が1002万人、100歳以上は4万7756人と増えています。平均寿命は女性が86・61歳で、世界1位、男性は80・21歳で同4位の超高齢化時代を迎えています。各種のがんは、高齢になるほど、その罹患(りかん)率は高くなります。90歳以上になると、2人に1人ががんを併発しています。しかし、がんによる死亡率は84歳までが1位で、85歳以上は脳卒中、循環器病などが1位を占めます。90歳以上では、肺炎が1位となっています。100歳以上長生きするには、心肺機能が良く、日常生活で歩けることが肝要です。最近の医学は、日進月歩です。がん、認知症の早期発見に血液検査のみで判定できる時代が来ています。広島記念病院(広島市中区)では、血液中のアミノ酸を調べることで、男性五大がん(肺、胃、膵=すい、大腸、前立腺)女性六大がん(肺、乳、胃、膵、大腸、子宮卵巣)の発症リスクを調べるアミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)検査と、軽度の認知症を早期発見するために軽度認知障害(MCI)検査をしています。

(広島県医師会・中井 志郎) 2016年03月19日(土)


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