健康情報

血栓の話

 血栓とは、血管の中にできた血の塊で、それが栓になって血管がつまります。すると、血管を通して運ばれるはずの酸素や栄養などが途絶えて、臓器の細胞は死んでしまいます。こうして起きる病気が梗塞です。脳の血管がつまれば脳梗塞、心臓の血管がつまれば心筋梗塞です。1月下旬に記録的な大寒波が日本列島を襲い、西日本でも猛烈な寒さになりました。こんな寒い時期には、血栓ができやすいことと、つ(2)まる(0)の語呂合わせから、1月20日は血栓予防の日とされています。また、この日から1カ月間は血栓予防月間です。血液をさらさらにし、血栓ができにくくなる抗血栓薬の内服で脳梗塞も心筋梗塞も、再発を予防することができます。ただ勝手に飲むのを中止すると、再発の恐れがあるので、主治医に内緒で薬を中止しないでください。

(広島県医師会・山下 拓史) 2016年02月13日(土)


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