健康情報

3Dプリンター

 数年前、3Dプリンターを使って製造したという拳銃の画像をテレビで見ました。表面は精巧にできていましたが、内部まで完全に再現できるはずもなくおもちゃだと思っていました。ところが、現在では医療において、特に再生医療の分野で3Dプリンターの応用が進んでいます。日本でも角膜、軟骨、皮膚などが組織工学や臓器工学の進歩によって、作製可能であろうとのことです。さらに複雑な構造を持つ臓器である心臓や腎臓などは、バイオ3Dプリンターを使用して、さらなる技術革新が必要だと思いますが、米国では既に再生医療で有名な外科医のアンソニー・アタラ氏が、3Dプリンターで腎臓を印刷する試みを公開しています。将来、人体全てが3Dプリンターで作られる時代が来ると皆さんは思われますか。

(広島県医師会・平林 晃) 2016年02月06日(土)


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