健康情報

季節性うつ病

 秋の日はつるべ落としといいますが、秋から冬にかけて夕日が早い時間に沈むようになると、日照時間も短くなります。それに伴い、うつ病の症状が出現することがあります。主な症状は、気分の落ち込み、不安感、意欲の低下などで、一般的なうつ病と変わりはありません。太陽光には脳の中のセロトニンという物質を作る働きがあります。セロトニンの不足は、うつ病の原因とされており、日照時間が短くなると、うつ病になりやすくなるわけです。対策としては、朝早く起きて、できるだけ太陽の光を浴びて、秋冬の短い日照時間を可能な限り有効に使うことです。医療では、日照時間を夏同様に長くする目的で、高照度光照射という治療法があります。

(広島県医師会・山中祐介) 2015年12月05日(土)


戻る