健康情報

始まる運動器検診

 運動器とは、体を動かすために必要な骨や筋肉、神経などをいいます。近年、スポーツを始める時期の低年齢化などにより、運動器のオーバーユース(使いすぎ)による障害が見られるようになりました。一方、少子化や、遊ぶ仲間、時間、空間の「三間欠如」により、1人遊びをする子どもが増え、体力・運動能力が低下する現象も起こっています。来年4月1日、小学校から高校の検診で、座高測定、寄生虫卵検査が廃止され、学校医による運動器検診が始まります。子どもは日々成長しており、体の状態・変化について、自身も親も把握できていません。検診には、保護者、学校が関わることで、子どもの体の変化に「気づく力、見守る眼」を養っていくことが大切であると言われており、私も同感です。親の調査票のチェックと、養護教諭や学校医、整形外科専門医の連携が重要となるのです。

(広島県医師会・菅田 巌) 2015年10月17日(土)


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