健康情報

高トリグリセライド血症の治療

 定期健康診断などで、高トリグリセライド血症と言われたことがありますか。自覚症状がないため、気にはなるけれど、対策を取らない方も多いのではないでしょうか。誰しも脳梗塞や心筋梗塞にはなりたくないですよね。食事療法、運動療法を学習し、実践することは重要ですが、それでも高い数値が続く場合は薬物療法に切り替えます。その中で最近注目されているのが、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)です。青魚に含まれる成分(不飽和脂肪酸)から作られた薬で、中性脂肪の主成分であるトリグリセライド値を下げたり、血液の流れを良くしたりする効果があります。脂肪酸中で重要なのがEPAとアラキドン酸の比で、アラキドン酸が多くなるとアレルギー炎症が起こりやすくなり、血栓も発症しやすくなります。EPAの割合を上げることで、それを防げるわけです。できるだけ純度の高いEPAの補充が有効です。

(広島県医師会・大谷博正) 2015年09月26日(土)


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