健康情報

まだまだご用心! 食中毒

 じめじめした梅雨に食中毒が多いと思っていませんか。実は8月から9月にかけて増加してきます。秋に増えるのは、細菌、寄生虫、そして自然毒によるキノコなどに起因する食中毒が増えるからです。食中毒とは、有害な微生物や化学物質を含む飲食物を食べたことによって生じる健康被害のことをいいます。手洗いは、食中毒の予防4原則である細菌を「持ち込まない」「増やさない」「付けない」「殺す」の最初の三つに効果がありますが、フグやキノコ、サルモネラのように食べ物自体に毒素が含まれているものや菌が内在する場合は防げません。多くの場合は加熱によって菌やウイルスを殺したり、毒素を分解できます。冬に多いとされるノロウイルス(小型球形ウイルス)は夏でも流行が見られます。まだまだご用心を。

(広島県医師会・渡邊弘司) 2015年09月05日(土)


戻る