健康情報

伝染性膿痂疹=とびひ

 伝染性膿痂疹(のうかしん)は、主として黄色ブドウ球菌の感染によってできる、夏に乳幼児に好発する皮膚細菌感染症です。症状は、水泡(水ぶくれ)、びらん(皮がむけた状態)、痂皮かひ(かさぶた)ができて、拡大していく伝染性の皮膚病で、火事の火の粉が飛び火することに似ているために「とびひ」と呼ばれています。虫刺されの後や、湿疹のかき傷の上や、鼻の孔周囲にできることが多いです。治療法は抗生物質の内服が重要で、抗菌剤の外用薬を塗ってガーゼで覆います。かさぶたにも菌がいますから、痂皮が完全になくなるまで治療することが大事です。約1週間で完治します。学校保健安全法で第三種のその他の感染症に分類される疾患です。その中でも、通常は出席停止の処置は必要ないと考えられる感染症ですが、プールは禁止です。

(広島県医師会・水野正晴) 2015年08月22日(土)


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