健康情報

続々登場するC型肝炎治療薬

 C型慢性肝炎の治療はインターフェロンを使用しない経口剤のみで治癒できる、全例治癒を目指した治療が展開される時代になりました。2014年9月、C型肝炎の治療でダクラタスビルとアスナプレビルの経口2剤が初めて保険適用の対象となりました。すでに多くの患者さんが、ほとんど副作用もなく治癒されています。治療に当たっては、事前にこの薬に対する薬剤耐性遺伝子検査が推奨されています。C型肝炎ウイルスの遺伝子型、2型への経口新薬(ソフォスブビル+リバビリン)が3月に認可され、5月25日から発売されました。1型への経口新薬「ハーボニー」(ソフォスブビル・レディパスビ合剤)は7月3日に認可され、8~9月には発売の見通しです。いずれも、著効率は95~99%とされており、期待の新薬です。費用は高額ですが、肝炎治療の助成制度が利用できます。ぜひ一度、肝臓専門医に相談してください。

(広島県医師会・中西 敏夫) 2015年07月25日(土)


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