健康情報

脊椎圧迫骨折

 50~60歳を過ぎる頃から、孫を抱っこした、重い物を持った、尻もちをついたなどで腰背痛を来す人が多くなります。エックス線を撮ってもはっきりせず、いつまでも痛みが続くことがあります。そういう人に磁気共鳴画像装置(MRI)検査をすると、胸椎あるいは腰椎の圧迫骨折が見つかるケースが多くなっています。圧迫骨折に血腫を含む空洞形成がある場合は要注意です。急速に椎体(ついたい)がつぶれていくことがあり、エックス線かMRIで慎重に経過観察しなければいけません。治療はコルセットの装着、場合によって骨セメントを使った手術も必要ですが、圧迫骨折は骨粗しょう症に合併して起こることが多いので、同時に骨粗しょう症の治療もします。高齢者の腰痛は注意が必要です。

(広島県医師会・平松恵一) 2015年06月20日(土)


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