健康情報

習慣性便秘について

 食物はぜん動運動で、食道から胃、小腸、大腸、直腸、肛門へと運ばれます。小腸で水分と栄養が吸収されて便になり、大腸ではさらに水分が吸収されます。便が直腸に達すると、便意をもよおし、排便となります。
 しかし、人は「いまは排便できない」と考えると、便は逆のぜん動運動で大腸の中ほどに戻されます。そこからまた徐々に肛門へと運ばれます。大腸にとどまる時間が長い分、水分が多く吸収されて便が固くなり、排便に力が必要になります。
 社会生活上のいろんな理由で便意に従わないことが、習慣性便秘になる原因の一つです。

(広島県医師会・山田博康) 2015年01月09日(金)


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