健康情報

エコノミークラス症候群

 正式名は「静脈血栓塞栓(そくせん)症」ですが、通称の方が広く知られていると思います。原因の多くは足の深部静脈にできる血栓です。
 心臓から足に送り出された血液は、歩くと筋肉の働きで再び心臓まで戻ります。そのため、足を長時間動かさずにいると血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。血液中の水分が減った場合も同様です。
 血栓が剥がれて肺動脈に詰まると肺塞栓症になり、突然死する場合もあります。東日本大震災で避難所生活を続けた人の中には、この病気で亡くなった人がいました。小まめに水分補給し、座っていても足首を動かすことで血栓ができないようにしましょう。

(広島県医師会・中尾三和子) 2014年09月26日(金)


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