健康情報

「多死社会」をご存じですか

 2011年の国内の年間死者数は125万人でした。40年には166万人に増加する見込みです。これだけ増えると心配になるのが「死に場所」です。
 現在は8割の人が病院で亡くなっています。家族が「いない」「いても世話になることができない」など、さまざまな事情があります。一方、入院できる日数はどんどん短くなっています。
 しっかりした医療体制や家族に恵まれていたはずの日本。このままでは、「病院で死ねない。自宅でも死ねない」という人が増えていきます。どこで、誰と、どんな形で人生を全うしたいのか。「多死社会」を迎えるにあたって、地域のつながりを見直す時期が来ています。

(広島県医師会・豊田章宏) 2014年05月16日(金)


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