健康情報

胃がんとヘリコバクター・ピロリ感染症

 ヘリコバクター・ピロリとは、胃酸の中でも生きられる菌で、感染すると胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を起こす原因となります。慢性胃炎から胃がんを発症する人もいるので注目されています。
 血縁者に胃がんの人がいた場合は特に注意が必要です。最近は、抗生物質とプロトンポンプ阻害剤との組み合わせで、除菌治療が可能です。ことしから、慢性胃炎でも医療保険での除菌治療ができるようになりました。
 希望者は、日本ヘリコバクター学会のピロリ菌感染症認定医など、内視鏡検査ができる消化器内科の先生にご相談下さい。除菌前にがんがないかの確認、除菌後の定期検査も忘れずに。また、除菌後は胃酸が増えるため、逆流性食道炎の人は注意しましょう。

(広島県医師会 大谷博正) 2013年10月04日(金)


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