健康情報

酒で顔が赤くなる人は食道がんにご用心

 暑い日には、ビールがおいしいと思います。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに、さらにアセトアルデヒド分解酵素(ALDH)により酢酸に分解されます。顔が赤くなるのはアセトアルデヒドのためですが、同時にこの物質は食道がんの原因の一つでもあります。
 日本人の3~4割はALDHの能力が弱く、少しの酒で顔が赤くなります。そしてその人は食道がんのリスクが高いといえます。報告によれば、飲まない人に比べてリスクは56倍、さらに喫煙が加わると190倍になるそうです。
 胃カメラによる早期食道がんの診断は可能で、早期ならば胃カメラで治療できます。酒で顔が赤くなる人は、酒をやめるか胃カメラによる診断を受けることで、食道がんに対抗してください。

(広島県医師会 山田博康) 2013年09月13日(金)


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