禁煙コーナー

禁煙に関するコラム

佐伯地区医師会禁煙推進活動について

JA廣島総合病院 呼吸器外科
渡 正伸

 私はニューヨーク同時多発テロのあった2001年9月の翌月から今のJA廣島総合病院勤務を命じられました。赴任間もないころ、第一外科の先輩で、県医師会の理事である松村誠先生から広島県医師会禁煙推進委員に推薦されました。大変名誉なことと思い、迷うことなくお引き受けした次第ですが、微力であり、これといった功績を残すことなく、早10年が過ぎてしまいました。委員会や開催行事には積極的に参加し、協力をしていますが、私が一番強く思っていることは禁煙推進もさることながら、喫煙させない、喫煙を予防する、すなわち病気にならないように小さいころからタバコの有害性を知り、生涯にわたって手を出さないようにすることが重要と考えています。次世代の子どもたちに、心も体もタフでしぶとい人間になってもらいたいと常に思っています。
 私は廿日市市の住人となった2002年より、近隣の小学校、中学校にお願いし、喫煙防止授業を開始しました。小学校については、ほぼ廿日市市内の全校をカバーするようになりました。果たして、子どもたちが将来もずっと喫煙しないか否かは分かりませんが、少なくとも医師として喫煙の有害性を教えておくことは責任だと考えています。そしてこのような活動は10年程度で終わらせるのではなく、今後何世代にもわたって繰り返していくこと、継続することが大切です。そのため2008年からは佐伯地区医師会禁煙推進部を立ち上げていただき、個人的に行ってきた防煙授業を医師会内の活動に移管させていただきました。このことにより防煙授業を今後も永続的に行える可能性が増しました。また、これまでの活動に対して、2012年1月7日に開催された、ひろしま健民コンクールの禁煙部門の団体活動として最優秀賞を戴きました。広島県や全国で、それぞれの地域、地区でもっと次世代に目を向けた喫煙防止活動が広まることを願っています。

2171-1.jpg

2171-2.jpg

戻る